文化放送の昼の看板番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月曜午後1時~午後3時30分)の2代目アシスタントに砂山圭大郎アナウンサー(45)が26日、就任した。

砂山アナは入社23年目のベテランで、プロ野球中継「ライオンズナイター」「吉田照美のやる気MANMAN!」「ラジオのあさこ」「レコメン!」など多くの名物番組を担当。「ゴールデンラジオ」の初代アシスタントを務めた太田英明アナウンサー(58)が編成局長に昇進したことで今後は月~木曜の4日間、メインパーソナリティー大竹まこと(71)のアシスタントを担当する。金曜日は従来通り太田英明・編成局長が担当する。

砂山アナは「太田に代わりまして本日から私が月曜~木曜の担当をさせていただきます」。ゲストの阿佐ヶ谷姉妹からも祝福され、14年半の歴史を持つ同番組も新しいメンバーを迎えて再スタートを切った。番組では太田局長から同番組の後任を務めるにあたり、担当番組の辞令を直接伝えられたエピソードも明かした。

砂山アナを迎えた大竹は「もう前のことはすっかり忘れて、太田さんには太田さんのやり方があって、砂山君には砂山君のやり方がある。ただ揺るぎないのは、この番組は右でも左でもない、与党にも野党にも文句をいうリベラルの立場を貫いていく。それは太田さんの立場と同じだよね。わかんないときはわかんないっていってもらっていいので」と励ました。砂山アナは「知ったふりだけはしないようにやります」と誠実に話した。

◆砂山圭大郎(すなやま・けいたろう)1975年(昭50)6月30日、山口県下関生まれ。早大商学部卒。98年文化放送入社。プロ野球のアナウンサー時代は西武入団1年目だった松坂大輔投手の専属レポーターを務め、ラジオネームも「砂山大輔」に一時変更したこともあった。「レコメン」では覆面マスクを着用し「レコメンダー・K太郎」としてリスナーから愛された。現在は「ラジオのあさこ」(土曜午前7時~8時45分)などを担当。