女優ともさかりえ(41)が、23日放送のフジテレビ系連続ドラマ「監察医 朝顔」(月曜午後9時)の第4話からレギュラー出演する。

ともさかが演じるのは、信用金庫に務めていたが、子供の頃からの刑事になる夢を諦めきれずに転身。採用試験を突破して、神奈川県警野毛山署強行犯係に配属される新人刑事・桑原忍。主演の上野樹里(34)演じる、興雲大学に勤める法医学者・万木朝顔の夫の神奈川県警捜査一課の・桑原真也(風間俊介=37)の実の姉でもある。

ともさかは「たくさんの視聴者の皆さまに愛される作品に参加できて、とてもうれしいです。と、同時に不思議な緊張感もあります。この年齢で刑事に転職するという、なかなか無謀な桑原くん(風間)のお姉さん役ですが、真っすぐな気持ちのままに突き進む忍を楽しんで演じています」と笑顔を見せている。

初共演となる上野と風間については「朝顔ちゃん(上野)の義姉という関係性なので、心に寄り添う場面も出てきますが、とてもリラックスして向き合えています。座長としての樹里ちゃんの懐の深さだろうなとリスペクトしています。風間くんは、どんな球を投げても、軽々と打ち返してくださるので頼りにしています。弟と姉ちゃんのパワーバランスがかわいくてほほ笑ましいなと、演じていてもとても楽しいです」と話している。

第4話では、朝顔(上野)が法医学教室に出勤すると、主任教授の夏目茶子(山口智子)から「車に閉じ込められているから休む」という電話が入る。応対した藤堂雅史(板尾創路)は、絶対うその言い訳だと言って気に留めなかった。

一方、朝顔の父で刑事の平(時任三郎)は野毛山署で思わぬ人物と出会っていた。万木家とも深い関わりのある忍(ともさかりえ)だ。

そんな中、あるマンションの一室で、20代の若い女性の遺体が発見される。女性は坂井亜衣(椚ありさ)。職業はウェブデザイナー。亜衣の姉・美優(高梨臨)から「妹と連絡が取れない」という電話を受けた大家が警察官を伴って部屋に入ると、ベッドに横たわって亡くなっている亜衣が発見されたのだ。

野毛山署強行犯係の刑事たちとともに現場に入った朝顔が遺体を調べると、亜衣は窒息したようで、首にはうっすらとひも状のもので絞められた痕があった。しかし、大家が部屋に入ったときは、ドアや窓はすべて施錠されていたという。密室殺人ではと色めき立つ森本琢磨(森本慎太郎)ら強行犯係の刑事たち。事情聴取を受けた美優は「亜衣は交際相手に殺されたのだと思う」と証言する。