三浦翔平、菅田将暉らを輩出した「第33回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」が22日、都内で開催され、北海道出身の中学3年生、前川佑さん(14)が応募総数17178人の中からグランプリを受賞した。

前川さんは名前を呼ばれた瞬間、胸に手を当ててホッとした表情。「自信はあったけど実感はあんまりなくて、応援してくれた人への感謝しかありません」とうれしそうに話した。

第1次審査ではDISH//の「猫」を弾き語りで披露。「(受賞に)自信があった」と話す通り、14歳らしからぬ堂々とした振る舞いが評価された。第19回グランプリ受賞の溝端淳平(31)は「自分の時と照らし合わせても、堂々としている」と強心臓ぶりを絶賛。ゆきぽよ(24)も「めちゃくちゃ格好良かった。そう(グランプリ)だと思ってました」と選考を振り返った。

中学2年生から俳優業に興味を持ち、母の薦めもあって自らコンテストに応募した。身長179センチで、サッカーのクラブチームに所属するなどスポーツ万能だが、高校では「ピアノをやってみたい」と異ジャンルへの挑戦に意欲。憧れに米俳優ザック・エフロンの名前を挙げ、将来は「ミュージカルが好きなので、歌も踊りも演技もしたい」と笑顔を見せた。

溝端は「好奇心も持っているし、まだ14歳で何でもできる。普通、中学生のころに明確な目標を持つことはない。大物になると思う」と太鼓判を押していた。