先月7日に亡くなった作曲家筒美京平さん(享年80)の功績をたたえたトリビュートアルバム「筒美京平SONG BOOK」が来年春に発売され、LiSA(33)や乃木坂46生田絵梨花(23)らが参加することが23日、分かった。

同アルバムの制作は、今年5月に傘寿を迎えた筒美さんへのお祝いとして、弟子の音楽プロデューサー武部聡志氏らが筒美さんと計画し、準備を進めていたという。コロナ禍で制作が一時ストップしていた中での訃報となったが、遺族の意向もあり、“追悼盤”として、制作を再スタートすることが決まった。

総売り上げ枚数が7500万枚を超え、歴代作曲家総売り上げ1位を誇る筒美さんによる数々の名曲から、武部氏を中心とした、亀田誠治氏、本間昭光氏、松尾潔氏、小西康陽と筒美作品の影響を受けたトッププロデューサー陣と、LiSA、生田をはじめ、JUJU、西川貴教(50)TUBE前田亘輝(55)Little Glee Monster、sumika片岡健太が参加して、10数曲を収録する豪華盤となる。現在制作中で、大きなサプライズも控えているという。

NOKKOの「人魚」を歌うLiSAは「時を越えて、世代を超えて、時代を越えて愛され続ける筒美さんの楽曲を歌わせていただけること、とても光栄に思います」。武部氏も「天国の京平さんから『あなた達なかなかやるじゃない!』と言われるような作品に仕上げることが僕の使命だと思っています」とコメントしている。