漫画家・吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)氏の漫画をアニメ映画化した「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)が、23日に興行収入(興収)259億円を突破した。

製作、配給のアニプレックスが24日、発表した。興収259億1704万3800円、動員1939万7589人を記録。255億円の14年「アナと雪の女王」、250億3000万円の16年「君の名は。」を一気に抜き去り、日本の歴代興収ランキング3位に浮上した。

10月16日の封切りから、わずか39日で興収250億円を突破した。日本歴代最高の308億円を記録した、01年の宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」が、260億円突破を発表したのは公開から114日目。14年に旋風を巻き起こした「アナと雪の女王」でも興収250億円突破に128日、新海誠監督の16年「君の名は。」でさえ332日かかった。

公開6週目の週末3連休も、21日に興収4億3960万6550円、22日に5億9273万8550円、23日に4億6011万250円を記録。次週にも同262億円の97年「タイタニック」を抜き、歴代2位に浮上することは決定的。「Go To 鬼滅」の勢いはタイトル同様、無限だ。