30代独身女性との不倫が報じられた元衆院議員の宮崎謙介氏(39)が、29日のTBS系「サンデージャポン」(日曜午前9時45分)に、妻で元衆院議員の金子恵美氏(42)とともに生出演し、謝罪した。金子氏は「離婚をすることは考えていないです」と、離婚しないことを明言した。

金子氏によると、27日に「文春オンライン」が不倫疑惑が報じられる前に、宮崎氏が「具合が悪い」と言ったのに対し、新型コロナウイルス感染の可能性を懸念し、PCR検査を受けるよう勧めたところ、同氏が頑なに拒んだという。それで「何で、こんなに嫌がるんだろう…変だなと、ピンときて『またスキャンダルですか?』と聞いた」ところ、宮崎氏はか細い声で「ごめんなさい」と謝り、白状したという。

金子氏は当時の気持ちを聞かれ「前回のスキャンダルで本人(宮崎氏)は本当に苦しんだにも関わらず、また…なぜ? と正直、あきれましたし、ひと言で言うと、またか、という思い」と語った。目にはうっすら涙も浮かんでいたが「しっかりと反省をして、ここから態度で示して欲しい」と宮崎氏に注文を付けた。

宮崎氏は「しっかりと、もう1度、出直していきたいと思っています」と言った。その上で「ただ、前回より、今回の方が重たいと私は思っていまして。本当に前を向いて逃げずに、しっかりやっていきたい」と反省の言葉を口にした。

デーブ・スペクターから「ホテルに行ったのは、その時点でアウトですけど、その中で不倫の行為まで至っていないと言ったのは本当ですか?」と質問が出た。宮崎氏は「あのぉ、マッサージを受けた、ということは…」と言うと、目が泳ぎ、口ごもった。爆笑問題の太田光(55)が「怪しすぎるだろ、お前」と突っ込むと、言葉が出てこなかった。

さらにデーブは、金子氏にも「楽屋、一緒だったんですけど(宮崎夫妻は)本当に仲が良いんですよ。割り切って、諦めた半分『許すチカラ』という本を書いたくらいだから自由にどうぞ? みたいな…心境はどうですか?」と質問した。同氏は「同じ過ちを繰り返すということ自体は、人としてどうなの…というので、あきれては見ていますけど、今後の態度は、しっかりと見届けないといけないと思っている」と宮崎氏の今後を見守っていく姿勢を示した。

太田から、10月に宮崎氏の最初の不倫と、そこからの出直しについてつづった著書「許すチカラ」(集英社)を出版したことを引き合いに「これからは『あきれるチカラ』って、また…」と突っ込まれた。金子氏は「『許すチカラ』を出した後というのが一番、恥ずかしい。真面目に書いたのに、ギャグみたいになったのが…」と複雑な心中をのぞかせた。