高学歴芸人として知られるお笑いコンビ、田畑藤本が、年内いっぱいで解散することを発表した。

東大工学部卒の藤本淳史(36)は3日、ツイッターで「田畑藤本は2020年いっぱいをもって解散します。お世話になっている(TBS系)『ミルベキ!』のご厚意で、先ほど放送の番組内で発表する機会を頂きました」と報告。「約13年間に渡り、少しでも僕たちを見聞き、知ってくださった皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の言葉をつづった。

解散後については「2人とも芸人は続けます。僕は大学で学ばせて頂いた税金を納税で返すべく、引き続き頑張りたいと思います」と互いにピン芸人として活動することを明かし、「応援に足るよう頑張りますので、よろしくお願いします!」と呼びかけた。

立命大経営学部卒の田畑勇一(36)はウェブサイト「note」で、コンビ解散について報告。ファンに感謝し、「いい漫才人生でした。出来ることならこのまま一生漫才をやって行きたかったのですが、漫才は2人いないといけないのが難しいところです。いろんな方が声をかけてくださり、相談もさせて頂きまして、僕は引き続き吉本にお世話になろうと思っております」とした。

相方との関係については「良好です。これからは相方ではなく友達に戻ることもなく、同期としての新たな関係を築ければと思っています」とした。

2人は京都の中学校の同級生。大学卒業と同時に07年に吉本興業の芸人養成所、NSC東京校に入所して田畑藤本を結成した。2日に決勝進出者が発表された「M-1グランプリ2020」は3回戦で敗退していた。