女優三田佳子(79)が11日、今月7日に肝細胞がんのため亡くなったコメディアンの小松政夫さん(享年78)への追悼コメントを発表した。小松さんは、今年8~9月に放送された三田主演のNHK BSドラマ「すぐ死ぬんだから」に出演しており、映像作品としては同作が最後になった。

「突然の訃報に、なんとも寂しい思いでいっぱいです。今年8月放送のNHKのドラマ『すぐ死ぬんだから』では、私に思いを寄せる高校の同期生の役で出演されました。オールロケで、しかもコロナの影響で2カ月半も中断。大変な撮影になりましたが、何とも言えないひょうひょうとした老境の味わいが素晴らしかった。監督や出演者の皆さんも『一緒に仕事が出来てうれしいよ~。でも三田さん、なんでそんなに元気なの?』なんて言いながら、無事に撮影を終えた時の、ほっとした笑顔を思い出します。ありがとう。さようなら」