玉木宏主演の日本テレビ系連続ドラマ「極主夫道」(日曜午後10時30分)の13日放送の最終話視聴率(関東地区世帯)が9・7%だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・8%、第2話は10・1%、第3話は9・2%、第4話は9・8%、第5話は9・6%、第6話は8・6%、第7話は7・4%、第8話は8・3%、第9話は7・7%だった。

ウェブ漫画サイト「くらげバンチ」に連載中の同名漫画が原作。極道から足を洗い、専業主夫の道を選んだ男の任きょうコメディー。

最終話で、龍(玉木)は、向日葵(白鳥玉季)を誘拐した犯人の指定する山小屋へ向かった。指定された場所へたどり着いた龍は、向日葵を見つけた。龍は、向日葵のために自分の命を投げ出す覚悟だった。

クリスマスが近づく中、龍は高熱を出して寝込んでしまった。美久(川口春奈)が看病して翌朝には熱が下がるものの、今度は腹痛に襲われた。

龍は病院へ行き、医師の診察で念のために精密検査を受けた。田中(MEGUMI)は病院で、検査を終えて帰る龍を見かけた。田中が診察室に入ろうとした時、医師と看護師の会話を聞いてしまった。医師は、龍の検査結果を見て「持って3カ月か…」と話していた。田中は、龍があと3カ月しか生きられないのだとショックを受けた。

美久は田中から、龍の余命を知らされた。龍がもうすぐ死んでしまうなんて、美久には信じられなかった。

美久は龍にやりたいことをさせてあげようと決意して「たっちゃんが今、やりたいことを書いて」と頼んだ。龍は戸惑いながら、自分がやりたいと思っていることをいくつか挙げた。

龍の命が残りわずかという話は、田中から雅(志尊淳)、江口(竹中直人)、雲雀(稲森いずみ)、町の人たちに伝えられた。美久は一同を集めて龍がやりたいことを発表し、龍の夢をかなえるために協力してほしいと頼む。美久たちは一致団結し、龍の夢をかなえていった。