女優今田美桜(23)が、来年公開の映画「東京リベンジャーズ」(英勉監督)に出演し、紅一点のヒロイン役を務めることが15日、分かった。主演の北村匠海(23)演じる主人公タケミチの恋人で、抗争に巻き込まれ命を落としてしまう少女、ヒナタを演じる。北村に人生のリベンジを決意させ、物語のきっかけとなる重要なキャラクターだ。

累計発行部数600万部超の人気コミックが原作。タケミチが過去に戻って仲間たちと力を合わせ、成長を遂げていく。既に北村はじめ山田裕貴(30)吉沢亮(26)ら多数の男性キャストが発表されており、原作ファンの間では、誰が人気キャラクターのヒナタを演じるのか注目されていた。

今田は普段より20センチ以上短いショートヘアで撮影に臨んでいる。昨年1月期の日本テレビ系ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」以来となる制服姿に「久しぶりなので恥ずかしいところもあります」とコメント。「1本芯が通った、まっすぐで太陽みたいな女の子。出演者はほぼ男性ばかりでケンカのシーンも多いですが、その中でヒナタの存在がホッとできる場所になればいいなと思います」と意気込んだ。

◆東京リベンジャーズ 原作は「週刊少年マガジン」で連載中の漫画「東京卍リベンジャーズ」。不良だった高校までの絶頂期から一変、今はどん底生活を送るタケミチが、高校時代へタイムリープし、警察も手に負えない最凶の組織「東京卍會」へ潜入。暴走を止めるため、熱い仲間たちとともに戦う。杉野遥亮、鈴木伸之、磯村勇斗、間宮祥太朗らも出演。