元プロ野球選手清原和博氏(53)の公式YouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」に9日、元プロ野球選手で日刊スポーツ評論家の佐々木主浩氏(53)が出演した。

同チャンネルは昨年12月11日に開設され、とんねるず石橋貴明(59)がゲスト第1号となった。

マリナーズのTシャツに背番号114番で登場した清原氏は「野球選手とのおとこ気対談の1人目は大魔神と決めていました」。佐々木氏も「電話がかかってきて、『1人目はほかの選手だといやだろ』というから、そうだな」と答えました。

2人は高校生の時から付き合いがあり、最初の出会いは鳥取国体だったという。当時のPL学園の選手は人気があり、ほかの高校の選手とは球場への入り口も違っていたという。佐々木氏は「同じ高校生なのに、何か腹が立ってね。清原と名前が書いてあるスパイクケースがたまたまあったので、みんなで土で埋めてしまいました」と笑いを誘った。

ところが、清原氏はそのことがトラウマになっていたという。引退後にその話になり、佐々木氏らの仕業だったと分かり、笑い話になったという。

対談はまじめな野球の話で、清原氏は「あのフォーク(ボール)は何歳から投げられたの」と聞くと、佐々木氏は「まずね、高校生の時に投げられたら、もっといいところに行けたね。大学4年で、プロに行こうと思ったから覚えた」。

フォークボール談議にも花が咲き、佐々木氏はスクリュー回転とカーブ回転のボールの握り方を披露。「プロに入って2年目に杉下さんが臨時コーチに来てくれて、その時に俺のフォークは間違っていないんだと確信が持てた」。清原氏は「フォークボールといっても全部違う。伊良部選手も野茂選手もみんな違う。野茂選手はチェンジアップのようなフォーク、佐々木選手は消えるフォーク、伊良部選手はスプリットのようなフォークだった」と評した。

この日は前編の公開で、後編は13日にアップされる予定。