吉田羊と国村隼(65)が、4月9日スタートのテレビ東京系ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」(金曜深夜0時12分)でダブル主演をすることが15日、分かった。

コラムニストや作詞家として活動するジェーン・スー(47)が、家族の出来事や思い出を描いた同名エッセーが原作。

主人公・蒲原トキコ(吉田)は20年前に母を亡くし、今では父親(国村)がたった一人の肉親。自由奔放な父に振り回されながら、人生の喜怒哀楽をたっぷりと味わうことになる。

吉田も4年前に母を亡くしたという。「反発ばかりでしたが、それが母の愛を求める裏返しだったと気付いたのは母が亡くなる直前のこと」と振り返る。「もっとこうすれば良かった」という後悔が生まれたといい「健在の父に対して『そんな思いはしたくない』という決意はスーさんと同じ」と明かした。役柄についても「私自身の人生を生きている感覚」と自身を重ね合わせている。

国村も「自分がどんな年の重ね方をしたいのか? と考えるきっかけになりました」とコメントした。