元プロ野球選手清原和博氏(53)が、タトゥーを消す治療をスタートしたことが6日、分かった。関係者によると、19年3月に心不全で死去した母弘子さん(享年78)の命日である今月5日、東京・湘南美容クリニック新宿本院で、右足に「ピコレーザー」と呼ばれる高性能なレーザーを使った入れ墨除去治療を受けたという。

弘子さんの形見の指輪をつけたネックレスを首から掛け、治療に臨んだ。治療当日の5日には、公式ツイッターで弘子さんの命日を報告。「お母さん!何があっても俺は負けへんよ!いつも天国から見守ってくれてありがとう!」と感謝を伝えた。

清原氏は先月、プロ野球経験者が学生(高校生、大学生)を指導するために必要な学生野球資格を回復した。親しい関係者は「今後学生に野球指導をする際などに、自然とハーフパンツ姿で子供たちと接することができるようになるというのも、清原さんがタトゥー消去を決断した一因ではないでしょうか」と推察した。また、現役時代から30年以上交流のある佐々木主浩氏(元マリナーズ、日刊スポーツ評論家=53)とも約束を交わしていたという。

今後は経過を観察しながら、複数回の治療を経てタトゥーを消していく。清原氏は「自分がタトゥーを入れたのはいろいろな思いと覚悟があり、その思いは人に言うつもりは今でもないです。今回消すにあたっては自分なりの思い、親友佐々木との約束もあり覚悟して母の命日に消すことを決めました」とコメントした。