小島よしお(40)が30日、都内の総合スポーツ保育園biima schoolで開かれた「小島よしお先生と学ぶ『おれたちういるすSCHOOL』」で、子どもたちに新型コロナウイルスをはじめとしたウイルス感染予防について指導した。

今回の教室は、子どもへのウイルス感染予防の理解促進を目指し、ウイルス教育を行うために発足された「おれたちういるすプロジェクト」の一環。コロナ、インフルエンザ、ノロ、エボラ、サーズ、アデノの6種類のウイルスをキャラクター化して、子どもに興味を引く形で感染予防を伝える。小島はアンバサダーを務め、自ら歌う「おれたちういるすムービー」が公開され、この日も子どもたちと一緒に歌った。

小島は、冒頭から「そんなの関係ねぇ!」「ピーヤ」とギャグを連呼し、激しく踊りまくるなど冒頭からテンションが高かったが、集まった15人の子どもたちはポカ~ン…。小島は「目が点になっていましたね」と苦笑いも、その後も全く妥協なく「ピーヤ、ピーヤ、ピーヤ! ! !」と3連発した。

早大教育学部国語国文学科卒業の小島は、コロナ禍が深刻さを増した20年4月、YouTube上に「小島よしおのおっぱっぴー小学校」を開設し「時計のよみかた」「九九をおぼえよう」「生授業 楽しい社会」など動画で授業を展開。チャンネル登録者数は10万4000人と、教育系ユーチューバーとして注目が高まっている。この日、小島の授業を受けた子どもたちの中にも、「小島よしおのおっぱっぴー小学校」を見ていた子どもがおり「何でユーチューバーになろうと思ったんですか?」と質問が出た。

小島は、しばし考えた後「そうだねぇ…今はね、メディアもいろいろ多様化してきて、1つの所に軸足を置くより、いろいろなところに軸足を置いて。いろいろな人にいてもらうチャンスも多いと思い、始めたんだ。みんなに見て欲しかったんだ」と、コロナ禍で厳しさを増す芸能界の現状を真顔で吐露した。子どもには難しい文言も多かったが、子どもたちの間からは「わかった!!」との声が上がった。

教室の終盤で、小島は子どもたちに直接、手洗いも指導。その頃には、子どもたちも小島のギャグを理解し「ピーヤ」を連呼するようになっており、小島も子どもたちの名前に「ピーヤ」とつけて呼ぶなど、子どもたちとの心の通った交流に喜びを感じていた様子だった。