乃木坂46樋口日奈(23)が3日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで、主演舞台「フラガール -dance for smile-」の初日公演前ゲネプロに出席した。舞台単独初主演を果たす。

初日を迎え、「まずここまで無事に初日を迎えることができてうれしいなと思います」としみじみ。「こういう状況の中、来てくださる方もたくさんいらっしゃるということで、皆さんの心に作品を届けられるんだということが楽しみで仕方ありません。みんなで団結してお見せしたいです」と笑顔で意気込んだ。

矢島舞美(29)は「気が引き締まっています。コロナ禍でやるということで、責任を持たなきゃいけないと思っていますし、こういう時期だから響くこともあると思う」と言葉に力を込めた。

AKB48の山内瑞葵(19)は「最初は緊張してばっかりでしたけど、お稽古をしていくうちに、木村早苗として生きて演技がしたいと思うようになりました。劇中では山内瑞葵ではなく、木村早苗として生きていたいと思いました」と話した。

06年公開の大ヒット映画の舞台化で、19年初演の舞台の再演となる。劇中では本格的なフラダンスを披露する。樋口は「使ったことのない腰の動きや振り付けだったりが詰まっているので、腰を動かすのがすごく大変だなと思っていたんですけど、ダンスの先生に『誰1人欠けちゃいけない』と教えられて、自分も必死ですけど、みんなとアイコンタクトを取って、作り上げるのが大事だと思いました」と明かした。

ラストアイドル安田愛里や劇団4ドル50セント隅田杏花、女優有森也実らも出演する。