漫画家・諫山創氏原作の漫画「進撃の巨人」最終話が掲載された「別冊少年マガジン」(講談社)5月号が9日、発売された。

前日8日深夜から9日未明にかけて、コンビニエンスストアで販売が開始された「別冊少年マガジン」を求め、早朝からコンビニ各店を回った揚げ句、売り切れていたとの声がツイッター上に寄せられている。

「別冊少年マガジン」5月号には「進撃の巨人」最終話に加え、フルカラー掲載第3弾として、諫山氏がセレクトした「第69話 友人」が掲載されている。さらに「別冊少年マガジン」5月号の表紙イラストを使用した特製クリアファイルが付録としてついてくることから、各所で“争奪戦”が起きているとみられる。

また、無料でダウンロードすれば「週刊少年マガジン」「別冊少年マガジン」の連載作品まで無料で読むことができ、有償で定期購読すれば、発売日の午前0時に最新号が配信される、少年マガジン公式漫画アプリ「講談社マガジンポケット(マガポケ)」には、9日午前0時に「進撃の巨人」最終話が配信されたことでアクセスが殺到。「重くて読めない」「焦った」などの声が相次いだ。公式ツイッターアカウントは「#マガポケアプリが繋がりにくい状況となってしまっております。サーバーをかつてない規模で増強して暖機運転までして待ち構えていたのですが、あっさり駆逐されてしまいました! 大変申し訳ございません!」(原文のまま)と謝罪した。コンビニで「別冊少年マガジン」5月号をコンビニで購入できなかったファンは、配信で読みつつ、午前中から書店回りに励んでいるようだ。

芸能人、著名人の間でも大きな反響を呼んでいる。広瀬アリス(26)はツイッターで「進撃の巨人…丁度今、現場で進撃の話で毎日盛り上がっていて 今度みんなでスタジオの廊下で巨人ごっこしようって言ってたんだけど…最終回かぁ。喪失感。諫山先生、お疲れ様でした。みんなで、全力で、巨人ごっこします!」と諫山氏へ感謝の言葉を寄せた。