女優高畑充希（29）が27日、都内で、菅田将暉（28）主演映画「キャラクター」（永井聡監督、6月11日公開）の完成報告会に出席した。

偶然目撃した殺人犯の顔をキャラクター化し、その作品で売れっ子になってしまった漫画家・山城（菅田）の苦悩を描くダークエンターテインメント作。

高畑は菅田と同居生活を送る彼女・川瀬夏美役を演じる。「挑戦的な作品に少しでも参加させていただくことを光栄に思います」とあいさつした。

菅田とは久々の共演だったといい「昔は顔が似ているってよく言われた。顔がかぶるから相手役が来ないんじゃないかって思っていた（笑い）。今回呼んでいただいて良かったです」と笑わせた。

女性キャストが少ないこともあり「紅一点なので、途中から参加だったので、ちょっとドキドキしたんですけど、皆さん温かく迎えてくださった。いつも雑談して楽しい現場だなって思いましたね」と笑顔を見せた。

撮影では血のりをあびることが多かったといい「体験したことのない量の血のりに興奮しました」と振り返った。血のりを浴びた状態で動くと現場を汚してしまうため、菅田とSEKAI　NO　OWARIのFukase（35）とともに血のりで文字を書く「血のりしりとり」を行ったことを明かした。Fukaseについて「センスありました。私たちとはレベルが1個違う」と絶賛。菅田も「『ブレーメンの音楽隊』って普通出ます？　さすがミュージシャン。しりとりってこんなに楽しいんだって思いました」と笑いながら語った。

中村獅童（48）小栗旬（38）永井監督、原案・脚本の長崎尚志氏も出席した。