「タイガーマスク」「ドカベン」「ドラえもん」などで知られる作曲家菊池俊輔(きくち・しゅんすけ)さんが24日午前9時16分、誤えん性肺炎のため東京都の療養施設で死去したと28日、日本音楽著作権協会(JASRAC)が発表した。89歳。青森県出身。葬儀は親族で行った。喪主は長男竜輔(りょうすけ)氏。

61年に映画「八人目の敵」でデビュー。「昭和残〓(人ベンに峡の旧字体のツクリ)伝」シリーズや「ガメラ対大悪獣ギロン」など映画音楽を多数手掛け、梶芽衣子主演「女囚701号 さそり」の主題歌「怨み節」がヒットした。

テレビドラマでは68年「キイハンター『非情のライセンス』」や75年「Gメン’75」、アニメでは「バビル2世」「ドラえもん」、特撮では「仮面ライダー」「スーパー戦隊」シリーズなどで活躍した。