新垣結衣(32)と、シンガー・ソングライター星野源(40)が19日、結婚を発表した。

新垣は現在、アサヒ飲料「十六茶」など、7社11商品のCMに出演している。星野も日清食品「どん兵衛」など多数、出演。広告代理店関係者は、結婚を機に新垣が、より女性の支持が得られる可能性を指摘し、もし夫婦共演CMが実現すれば、1億円を超えるギャラになると予想した。

同関係者によると、新垣は「広告業界で不動のNO・1。俳優のジャンルでは圧倒的」との評価。「幅広い層に支持されている。大きなスキャンダルもなく、ネガティブな面がないのが素晴らしい」と話し、「おじさん、(企業の)トップが好きというケースが多く、彼女側がOKだったら決まるケースが多い」という背景も。露出が多いタレントを使うのはメリットばかりではないが、新垣は別格という。同関係者は「あれだけ出ていて既視感があるのに、出てくれると、みんな喜ぶ。まれなキャラクターだと思います」。

異性からの支持が多い2人だが、同関係者は、結婚をきっかけにニーズに変化があるとも予想する。新垣については、一部男性ファンの喪失感の一方で、女性からの評価、共感は高まると指摘。“CM女王”の新境地があるかもしれない。

同関係者によると、現在のギャラの相場は1本あたり「新垣さんは7000万~8000万。星野さんは5000万~6000万」と、いずれもトップクラス。夫婦共演CMは、人妻のイメージがついて俳優業に影響が出る可能性があるため「当面はないでしょう」としつつ、実現すれば「ギャラは2人で約1・4億円」と予想。同関係者も「楽しみ」と期待した。