英王室を離脱したヘンリー王子(36)が、米人気司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューで再び過去のアルコールと薬物乱用を告白する爆弾発言をした。

2人が共同制作するApple TVのメンタルヘルスに関するドキュメンタリーシリーズ「The Me You Can't See」に出演したヘンリー王子は、12歳だった1997年に母ダイアナ元妃を交通事故で亡くしたことによるトラウマでメンタルの問題を抱えていたと告白した。米ラスベガスで全裸でパーティーを楽しむ姿が報じられるなど、10代の頃から派手なパーティーを繰り広げていたことがメディアで度々取りざたされてきたヘンリー王子は、「好きで楽しんでいたからではなく、何かを隠すために飲んでいることに気づいた。月曜日から金曜日まで一滴も飲まなかったとしても、土曜の夜には1週間分を一気に飲んでいた」と荒れた生活を送っていたことを明かした。また、公務に出かける際はスーツを着て「行くんだ」と自分を奮い立たせなければならず、汗が噴き出て心臓がバクバクするなどパニック障害にも陥っていたことも告白。28歳から32歳くらいまでは人生の中で悪夢のような毎日だったと語った。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)