菅田将暉が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「コントが始まる」(土曜午後10時)第6話が22日、放送され、平均視聴率が6・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが24日、分かった。

第1話は8・9%、第2話は8・6%、第3話は7・5%、第4話は7・1%、第5話は7・0%だった。

同作は、菅田、有村架純、仲野太賀、古川琴音、神木隆之介と世代を代表する豪華なキャスト陣が集結。5人を中心とした青春群像劇となる。

菅田、神木、仲野の3人は、売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」を演じる。3人がネタ作りに集うファミリーレストランのウエートレスを有村が、有村の妹役を古川がそれぞれ演じる。

「マクベス」の3人がドラマ冒頭でコントを披露し、残りの53分間の物語の重要な伏線としてつながるという斬新な構成で物語が紡がれる。

第6話の冒頭で、マクベスがみせたのはコント「金のおの銀のおの」。ステージにきこり役の春斗(菅田将暉)とその弟子役の潤平(仲野太賀)が現れ、チェーンソーを池に落としてしまった潤平の前に、女神役の瞬太(神木隆之介)が登場した。

マクベスは正式に解散が決まり、残された日々を過ごしていた。実家の酒屋を継ぐ決心をした潤平は、高校時代から付き合っている恋人・奈津美(芳根京子)との関係に人知れず閉塞(へいそく)感を感じ始めていた。もともとは奈津美を笑わせたい一心で始めたお笑いだったが、マクベスが解散する今、大企業で働いていて自分とは不釣り合いな奈津美との関係も終わらせるべきなのかと迷っていた。一方の奈津美もまた、芸人を辞めた後の潤平をどう受け止めていいのか悩んでいた。マクベスという柱を失い、2人の関係は未来が見えなくなり始めていた。

そして、マクベスを心の支えにして来た里穂子(有村架純)もまた、これから進むべき未来について、人生の岐路に立たされた。これから里穂子の家を出て行くつむぎ(古川琴音)と、マクベス以外の生き方を知らない春斗も同じだった。