吉本実憂(24)が31日、東京・新宿文化センター大ホールで行われた第30回日本映画批評家大賞授賞式で、新人女優賞(小森和子賞)を受賞した。

受賞対象作となった「瞽女GOZE」(瀧澤正治監督)では、盲目の女旅芸人・故小林ハルさんの青春期を演じた。「ハルさんの壮絶な人生の一部、青春期を演じさせて頂き、すごく(自分が)強くなった。役を生きる時間は自分の中で大切にしていきたい。強くなったり幸せな気持ちを感じることは大事にしたい」と感慨深げに語った。そして「新たなスタートとして、この賞をいただけたのはうれしい。恥じないように挑戦していきたい」と意気込んだ。