広瀬すず(22)が1日、東京・丸の内TOEIで行われた映画「いのちの停車場」(成島出監督)全国公開記念舞台あいさつで、主演の吉永小百合(76)と、撮影と宣伝キャンペーン中に、いずれも実現できなかった“食事女子会”の開催を約束した。

吉永は、コロナ禍が深刻さを増した3月から、全国各地を宣伝キャンペーンで回った。政府が4月22日に4都府県に3度目の緊急事態宣言を発出後も、感染予防対策を徹底しながら各地で舞台あいさつ、地元メディアの取材対応を精力的に行った。5月18日の岡山、同19日の広島が宣伝キャンペーンの最後だったが、吉永は「ずいぶん、いろいろなところに行きましたし、すずちゃんも一緒に来てくださったりして、それぞれ見た方のご感想をいただきました。最後に行ったのが岡山と広島だったんですけど、感染者が多くなっているような状況だったんですが、それぞれ皆さんが映画の思いを受け止めてくださって、とても幸せというかありがたかったです」と振り返った。

その上で「ただ1つ心残りが…」と切り出し、こう続けた。

吉永 すずちゃんと1度も、ご飯を一緒に食べられなかったということですね。仕事が終わって、キャンペーンが終わったら、お部屋でルームサービスというのが、ずっと続きましたから、それだけが残念です。

感染予防対策を徹底し、食事をともにすることも出来なかったことを残念がった吉永に、広瀬も同意した。そして5月14、15日に金沢で行われたキャンペーンを振り返った。

広瀬 そうですね。私は金沢に一緒に行かせていただいたんですけど、本当に取材と舞台あいさつ以外は、何も…。行って私はその日に帰ったり、現場だったりお仕事以外で一緒に過ごせる時間が、他のキャストの皆さん含めてなかったので。

広瀬は、吉永が「今度、いつかね」と“食事女子会”を誘うと「ぜひ!!」と笑顔で快諾した。