女優黒島結菜(24)が主演を務める22年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第2弾出演者発表が8日、同局のドラマ公式ツイッターで行われ、ガレッジセール川田広樹(48)の出演が明らかになった。

この日は、ヒロイン・比嘉暢子の生まれ故郷を彩る「沖縄の人々」を発表。川田は、暢子たちきょうだいの青春を見守るハンバーガーショップ・サンセットバーガーのマスターを演じる。

川田は「僕たち復帰っ子も来年復帰50年に向けて、活動をしていけたらと考えていたところなので、オファーをいただいたときに運命を感じました!久しぶりの朝ドラ出演、めちゃめちゃうれしかったです!復帰50年を盛り上げるために全力で挑みますので、よろしくお願いいたします」と意気込み。

川田は過去に朝ドラ「ちゅらさん」に出演。「その時は朝ドラ初出演でめちゃくちゃ緊張してスタジオ入りしたのを覚えています。緊張し過ぎて沖縄出身なのに方言も変だったと思います。でも現場のセット、食べ物、出演者の空気が本当にあたたかくて沖縄にいるみたいですごく落ち着きました。あと、亡くなった平良とみおばぁの笑顔と優しい声が大好きでした。おばぁ、『ちむどんどん』も観てねー!」と呼び掛けている。

「ちむどんどん」は沖縄の言葉で「チム(心臓)」が高鳴る様子のことで、沖縄の本土復帰から50年の節目に放送される。106作目の朝ドラ作品で、沖縄から東京へと料理の夢を追うヒロイン・比嘉暢子と、個性豊かな4きょうだいの絆を描く。映画「パッチギ」や朝ドラ「マッサン」の羽原大介氏のオリジナル脚本作。語りは沖縄出身のジョン・カビラが担当する。

出演者発表は3週にわたり行われ、第1弾は暢子の家族として仲間由紀恵、大森南朋、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌の出演を発表。第2弾のこの日は「沖縄の人々」として宮沢氷魚、山田裕貴、前田公輝、山路和弘、片桐はいり、石丸謙二郎、渡辺大知、きゃんひとみ、あめくみちこの出演が明らかになっている。

3週目は「東京や鶴見の人々」を予定している。