6日に発売された2ndアルバム「東京インベーダー」が好調な滑り出しを見せた“いぎなり東北産”。日刊スポーツ東北版では「いぎなり東北産をいぎなり知りたい」と題し、3回にわたってメンバー9人をご紹介。メンバーの現在の夢や尊敬する人物、私のイチオシごはんなど、その素顔に迫っちゃいます! 今回は橘花怜、葉月結菜、律月ひかるの3人が登場です。

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6日、東京・豊洲PITでの2ndアルバム「東京インベーダー」発売日に行われたライブを終えた今、リーダー橘の目標は29日の楽天生命パークでの始球式登板だ。

「『夢の始球式プロジェクト』は、メンバー9人の中から1人だけ始球式ができる権利をかけたバトル。私たちは、パーク内の遊園地のチケットを売るなど、3つのミッションをこなして総合1位になった人がマウンドに立てるんです。もう今からドキドキです。選ばれた時のために、みんなで(元楽天の投手で現在は球団職員の)青山浩二さんに投げ方を教えてもらったり、個人的に父と投球練習をしています。でも、まだマウンドからホームまでの距離を投げたことはないんですけど…」

橘のおうち時間の過ごし方はかなり個性的だ。飲食店に飾ってある食品サンプルを眺めたり、作ったりするのが彼女の至福の時。

「食品サンプルは、写真でしか表せないものを表しているんです。こぼれたクリームソーダとか、とてもすてき。そういうものを眺めるとすっごく癒やされるんです。最近は自分で作ることも始めました。この前、納豆を作ったんですけど、みんなからは気持ち悪いって言われました(笑い)」

私のイチオシごはんは? というアンケートに「“恐”前煮」と書いた橘。本当は「“筑”前煮」と書きたかったらしいが、そんなおちゃめなところも彼女の魅力。リーダーが持ち前の明るさでグループをけん引する。

◆いぎなり東北産 メンバー全員が東北出身の女性アイドルグループ。東北を盛り上げるべく東北を拠点に活動。結成6年目を迎え、6日に2ndアルバム「東京インベーダー」発売。歌唱力、パフォーマンス力には定評があり、2年後の日本武道館コンサートが目標。

◆橘花怜(たちばな・かれん)2003年10月21日生まれ、17歳の宮城県産。人の良いところを見つけるのが得意な東北産リーダー。