元乃木坂46の伊藤万理華(25)が、14日、都内で、主演映画「サマーフィルムにのって」(8月6日公開、松本壮史監督)の特別試写会イベントを共演者らと行った。

同作は、松本監督にとって長編デビューとなるオリジナル作品。時代劇オタクの高校3年生ハダシ(伊藤)は、ある日武士役にぴったりな少年、凛太郎(金子)と出会い、時代劇映画製作に乗り出すが、実は凛太郎はタイムトラベルしてきた未来人だった、というSF青春ストーリー。

演じる上で意識したことを問われた伊藤は「私たちがサマーフィルムに向かって、同じ方向に向かって走っていくためにまずは仲良くなることが1番大事だと思っていたので、自分が役作りしたとかそういうことではなくて、とにかくみんなと話して、同じ想いがどうか確かめるってことを1番重視していました」と話した。

金子大地(24)は、伊藤について「みんなと仲良くなるために、中心となって話しかけているハダシを見て、すてきだと思いました。なんとしてもハダシのために頑張ろうっていう思いはありました」と、作品に真っすぐ向き合う伊藤の姿に胸を打たれたと話した。

伊藤は、共演者と仲良くなるべく、チェキを持参したり、共演者らに積極的に話しをするなどして距離を縮めていった。ようやく仲良くなってきた頃、コロナの感染拡大の影響で撮影が1度中断した。伊藤は「中断になったタイミングが1番ピークでみんながひとつになっていたので、中断って言われてしまって、真っ暗になってしまった」と厳しい状況を振り返った。

コロナを乗り越えて作り上げた「特別な思いがある」という同作品。「この作品を見て、まだ1歩踏み出すことが出来ていない人の励みになったり、未来につながる作品になって欲しいな、と思います」と期待を込めた。

河合優実(20)祷キララ(21)小日向星一(26)池田永吉(24)篠田諒(24)甲田まひる(20)ゆうたろう(23)板橋駿谷(37)が登壇した。