5人組アイドルグループ「26時のマスカレイド」が17日、豊洲Pitでツアーファイナルを開催し、デビュー5周年を記念して9月にミニアルバムを発売することを発表した。

ライブを終え、日刊スポーツにメンバーがコメントを寄せた。

吉井美優(22)は「今回のツアーは2年越しに開催できたもので、なかなか会えない方や、初めて見に来てくださった方など、一緒にすてきな時間を共有できて本当に幸せなツアーでした!」。そして「今回のテーマはアドベンチャーということで、いろんなジャンルの曲で敵を倒すというかわいいコンセプトだったんですが、ソロ曲だったり、最速で新曲も披露させて頂いてファンの皆さんも一緒に楽しんで貰えてたんじゃないかなと思います!最高なツアーをありがとうございました」と感謝した。

20年6月に途中加入した、中村果蓮(19)は「今回、自分は初ツアーでした。不安とかでいっぱいだったんですけど、いざ地方に行ったりしたら、ファンの方がタオルとかうちわとかを持ってくれていて、緊張とか忘れるくらい一緒に楽しめました」と振り返った。

その上で「思い返したらツアー期間なんてあっという間で、もう1回、もう2回、一緒のことができそうなくらいで終わってしまうのが寂しいです(笑い)。大阪公演の時は家族も友達も見に来てくれて、ニジマスに入って活動してるのを見てもらえて、それもツアーだからこそできるものだなって感謝してます。もし今後、ツアーが出来るとしたらそれまでに自分のパフォーマンス力も高めて、去年よりも成長してる所を見せられるように頑張りたいと思います!!!ファンの方がいての自分なので、これからもずっと応援してもらえるように一緒にいてもらえるように努力します!ツアーありがとうございました!」とコメントした。

ミニアルバムは9月8日に発売。表題曲は、タイトルにもなった「トルマリン」だ。トルマリンは、10月の誕生石であり、多彩な色合いを持つ宝石のこと。リーダーの江嶋綾恵梨(25)が作詞を担当した。「今までの軌跡を表題曲トルマリンの歌詞に込めさせて頂きました。ニジマスの楽曲制作に携わるのは今回久しぶりだったんですが、こんな記念すべき1曲に自分の想いを込めることができたこと、とてもうれしく思います」。

「1つ1つの言葉、一音一音、全てにニジマスの過去から今が詰まっているので、リリースを楽しみにしていただけるとうれしいです。他収録曲も今のニジマスだからこそ出せる魅力がたっぷり詰まっています。この1枚が沢山の方に届きますように」と願った。

ミニアルバムは、3形態での発売となり、メンバー5人がそれぞれ作詞を手がけたソロ曲が収録される。 来栖りん(20)は「まず、表題曲『トルマリン』はリーダーの江嶋綾恵梨が作詞してくれています。ニジマスの節目となるタイミングで、えじ(江嶋)の作詞した曲を歌わせてもらえるのはいつも幸せです。今のニジマスにピッタリな曲になっています。そしてメンバーのソロ曲収録、これはファンの子みんな喜んでくれるんじゃないかなあと思います!とってもとっても個性あふれる曲たちです、ぜひ楽しんでいただければと思います!」とアピールした。

また、12月29日にワンマンライブを行うことも発表された。森みはる(24)は「ついに東京ドームシティホールでのワンマンライブが実現できそうで、とてもわくわくしています!!ずっとワンマンライブで立ってみたかった憧れのステージで、時間はかかってしまったけど、その分『最高のライブにしたい!』という気持ちもとても大きいので絶対に皆さんと最高の思い出を作りたいです!もっともっと、ニジマスのことが好きになってもらえるようなライブができたらなと思っているので、期待しててください!」と呼び掛けた。

同グループは、2016年10月、アイドルオーディションから結成された。19年8月にメジャーデビューし、デビューミニアルバムがオリコンをはじめとした、各チャートで1位を獲得。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称は「ニジマス」。「FASHION&EMOTION」をテーマに掲げ、若者を中心に人気を集めている。