脚本家の北川悦吏子氏(59)が、東京オリンピック(五輪)開閉会式の制作メンバーに作曲家として名を連ねている小山田圭吾氏(52)の、過去の「いじめ告白」の内容について、「イジメじゃなくて、犯罪では?」と私見を述べた。

北川氏は18日、ツイッターを更新。「いじめ、私はした事がない。胸を張っていえる」と書き出し、「いじめられてる子にいつも、頼られていた。『助けて』とは言われなくて、『私と一緒にいて』『話をして』といわれて、話をしていた。フツーに。それだけ。でも、すごく感謝されていた。幼い頃の記憶」(原文ママ)と回想した。

続くツイートでは「イジメも、さまざまな段階があるね。私の見てたのは、シカトされる、とか仲間外れにされる、とか、その程度でした…」と振り返るとともに、「今、例のやつ読んで唖然とした。イジメじゃなくて、犯罪では?」とした。

小山田氏は今回、五輪の開閉会式の音楽制作を手掛けることが決定後、過去に学生時代のいじめを雑誌などで告白したことが明るみに出た。批判的な指摘が相次ぎ、小山田氏は16日、コーネリアス名義のツイッターで「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり、誠に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」「私が傷付けてしまったご本人に対しましては、大変今更ではありますが、連絡を取れる手段を探し、受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたいと思っております」などと謝罪文を掲載した。