俳優鈴木福(17)が22日、都内で、映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」(田崎竜太監督)の初日舞台あいさつに登壇した。

この日、鈴木が演じている「物語の鍵を握る謎の少年」の正体が、ヒーローたちの生みの親である石ノ森章太郎氏であると明かされた。

鈴木は「映画のお話を頂いたときに、『仮面ライダー』と『スーパー戦隊』の合体映画にまさか出られるの!? という喜びとともに、石ノ森章太郎先生という役を仮面ライダー50周年、スーパー戦隊45作品目という大きな節目でやらせていただけるというのは、僕自身すこし、プレッシャーもあったけど、それ以上に『やってやる』という気持ちのほうが強かったです」と強い覚悟を持って挑んだと明かした。また、「今まで仮面ライダー、スーパー戦隊を支えてきてくださってきた皆さんを代表して、と言ったらおこがましいのですが、自分ができることを精いっぱいできたらな、という思いがありました。僕自身もファンとしてずっと見てきたからこそ分かる部分だったり、自分に落とし込めるっていう部分があったので本当に楽しくお芝居できたし、この役は僕にとって本当に楽しいお仕事でした」とやり切った様子で語った。撮影前には石ノ森章太郎氏のお墓にも足を運んだという。「自分自身精いっぱいの準備をして臨んだ作品でした。たくさんの人に先生の素晴らしさを気づいてもらえたら」と力を込めた。