東京・新木場にあるイベントホール「STUDIO COAST」が来年1月をもって閉館することが12日発表され、ラッパーのZeebra(50)らアーティストたちから惜しむ声があがっている。

同所の運営会社マザーエンタテインメントは、定期借地契約満了にともない2022年1月をもって閉館すると公式サイトで発表。また閉館にともない、02年のオープン時から夜間に開催されてきたクラブイベント「ageHa」も、1月30日をもって同会場での活動を終了するとした。

また同ホールは、昨年7月まで放送されたテレビ朝日系「フリースタイルダンジョン」の収録でも使用された。同番組のオーガナイザーを務めたZeebraは「とても残念。海外の方にも自慢出来る大箱として、フリースタイルダンジョンからサマボムまで、色々お世話になりました」とツイート。また、同番組で“モンスター”として活躍し、進行役も務めたラッパーのサイプレス上野は「agehaはチャラ箱でしょ?って認識してたらラップ仲間が四つ打ちパーティーに顔出す様になってて実は羨ましかった。後々たくさんライブさせて頂き、ダンジョン&ティーチャーでもお世話になりました。夏のさびしんぼナイトの舞台上2mくらいから飛び降りて踵イカれたのも良き思い出です」と回想した。

また、過激なパフォーマンスで知られる電撃ネットワークのギュウゾウは「電撃ネットワークで火を使って怒られたのも良い思い出。NDGの新人ギュウゾウとして出た新木場スタジオコーストでは、社員皆様に張り付きされてルール厳守を実行させられた(嘘、ルールは守ります)」と振り返り、Hi-STANDARDの難波章浩は「本当残念です めちゃめちゃ好きな箱でした!! コーストでは沢山いいLIVEが出来ました!! ありがとうございました!!」と感謝の言葉をつづった。