NHKは13日、放送後半となった吉沢亮主演の大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8時)の新メインビジュアルを公開した。

この日番組公式ホームページなどで、全7種類の後半メインビジュアルを発表。撮影は、主人公渋沢栄一が生きた時代の趣を色濃く残す東京・台東区の東京国立博物館や、ゆかりのある同北区の赤煉瓦酒造工場で行われた。撮影は写真家の瀧本幹也氏が担当した。

吉沢は「江戸から昭和まで、激動の時代を、激動の荒波にのまれる人々を、誰よりも見守り続けた人だと思います。そんな彼の目線の先に広がる何かをイメージしながら撮影させていただきました。前回の物とはまた違う、別の色の熱量がこもったビジュアルになったと思います」とコメント。

瀧本氏は「ファインダー越しの吉沢亮さんは、時代をさかのぼりまさに『渋沢栄一』としてたたずんでいました。その姿が吸い込まれるようで、りりしく美しかったです」と振り返っている。