俳優の千葉真一(ちば・しんいち)さんの訃報を受け、伊原剛志(57)ら後輩俳優たちが追悼した。

伊原は、千葉さんがアクションスターやスタントマン育成のために創設した「ジャパンアクションクラブ(JAC)出身。ツイッターで、「千葉真一さん! 40年前 18歳でJACに入って、目をかけて貰い『影の軍団』『コオタローまかり通る』に抜擢してくれた。二人きりになると優しく、京都で良く一緒に走ったりトレーニングもした。俺が役者であるキッカケになった人だ! 有難う御座いました」と感謝し、「心からご冥福をお祈りします」と悼んだ。

高知東生は、「尊敬する俳優千葉真一さんの訃報に驚いている。千葉さんとは今年仕事を通じてお目にかかっているが、いつも身体を鍛えていらしたし、まさかこんなに急に亡くなるとは夢にも思わなかった」と突然の訃報に驚き、「事件を起こした俺を励まし変わらず接して下さり温かい方だった。先輩寂しいです。お世話になりました。合掌」とつづった。

別所哲也は「千葉真一さん! 訃報ショックです。ショートフィルムの映画祭では、作品出演そして米国アカデミー賞への道につながる世界のショートフィルム 公式審査員をつとめて頂きました。俳優としてもプロデューサーとしても何よりも世界の映画人としてもパイオニアでした! 合掌」とツイート。中野英雄は、哀川翔、白竜、小沢仁志とともに千葉さんを囲んだ集合写真をアップし、「千葉さん ゆっくり休んで下さい ご冥福をお祈り致します」と追悼した。

千葉さんは19日午後5時26分、千葉・君津の病院で死去した。82歳だった。