演歌歌手市川由紀乃(45)が1日、都内で約2年ぶりとなる有観客ライブ「超克」を開催した。

ライブ前に囲み取材に応じ「いろいろ不安な状況が続く中で迎えられて感謝しています。お客様の前で歌えてとてもうれしいです」と喜んだ。ライブタイトルは自身で考えたという。「困難を乗り越え、それに“打ち克つ”。リサイタルに是非付けていただきたいとお願いしました」と明かした。

コロナ禍で、これまでの日常への感謝が芽生えたという。「当たり前の毎日が幸せなんだと。お客様の前で歌えて、握手が当たり前で、それが今はかなわない。そういう日々が戻ってくることが1番の願いですし、目を見ながら、マスクがない状態で会話したいです」と願った。

ライブでは、800人の観客を前に「雪恋華」「命咲かせて」など、全18曲を披露。紅白歌合戦について問われたが「私自身が1つ1つのできることを積み重ねていくことだけなので、今は特に考えずに、いつか、夢の舞台に立てるようにこれからも頑張ろうと思います」と話した。