歌手美川憲一(75)が6日、都内で、映画「スイング・ステート」(17日公開)公開記念トークイベントに登壇した。

同作は、アメリカ大統領選でトランプ氏に大敗した民主党の選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすドタバタコメディー。

作品にちなみ、トークの話題は選挙に。自身の出馬の可能性を聞かれ「あるわけないでしょ」。だが、「昔、『どうですか』というお話はあったの。やるわけないじゃない。(声があったのは)自民党です。ある議員さんから声がかかって。芸能界は、歌手が1番」と、明かした。

「ライバル」と言われることが多い、小林幸子との関係についても言及した。紅白歌合戦での“衣装対決”について「さっちゃんに対抗するのは、私しかいないって。どっちかっていうと、私がすり寄って、便乗したようなものよ」。仲の良さについては「仲は良いんだけど、わざとそっぽ向きながら、闘志をむき出しにした」と話した。

現在の芸能界については「大物が少なくなったわね」と持論を述べた。「歌手もヒット曲がでなくなって。これからヒット曲を出すのも大変ですよ。お笑いも、かわいそうはかわいそうなのよ」と語った。