急性腹膜炎のため入院していた女優の香里奈(37)が、9日、自身のインスタグラムで退院を報告した。

1日に診察を受け、入院し、8日に出席予定だった「大阪王将 新CM発表会」を欠席していた香里奈。インスタグラムで「このたびは、たくさんの励ましのお言葉、メッセージをくださいまして、ありがとうございました。とても励みになりました」と感謝の言葉をつづった。

体調については「無事に退院いたしまして、今は少しの間、自宅療養での投薬治療となっています」と説明。コロナ禍ということもあり、症状が出始め、病院に行くことを悩んだというが「我慢強い自分でも限界の痛みになり、なんとか歩けるうちに自力で病院に行きました。結果、緊急入院となったのですが、体調が少し落ち着いた時に看護師の方に、この状況下で病院を受診することを悩んだ旨を伝えたら、コロナ患者の方とそれ以外の病状の方との病床、治療は違う枠になっています。最近そうやって悩んで我慢して、結果、重症になって運ばれてくる方が増えてきているので、我慢せず、受診してください。との事でした。その言葉にも救われました」と入院に至るまでの経緯を明かした。

「入院中は先生方はじめ、看護師の皆様にはたくさんのパワーや勇気をいただきました。忙しいにも関わらず、患者の気持ちを1番に考え、話しかけてくれて、気持ちを和らげていただき、体調的にも精神的にもとても支えになっていただきました。心から感謝いたします。ありがとうございました」と医療関係者への感謝をつづり「まずは、体調をいち早く万全にし、また新たな気持ちで仕事に臨みたいと思っております。これからも応援、よろしくお願いいたします」とした。

腹膜炎とは、腹膜(肝臓や胃などの臓器の表面を覆っている膜)で囲まれた腹腔(ふくこう)に炎症が生じること。一般的には、38度以上の発熱や腹痛、嘔吐(おうと)などの症状がみられる。