演歌歌手大月みやこ(75)が14日、東京・国立劇場でコンサートを開催した。新型コロナウイルスの影響による延期をへて、約1年ぶりの有観客ライブとなった。

オープニングは、平成元年の楽曲「女の舞」。太鼓や三味線などを背に、かがり火が映し出されたスクリーンをバックに歌唱した。今年でデビュー58年目を迎えたが同所での公演は初めて。「日本文化の殿堂で、愛すべき日本の歌謡曲をお届け出来ることは大変光栄なこと。今日までの歌の道、その集大成と感じています」と感謝した。「氷雪の岬」「乱れ花」「白い海峡」など全25曲を披露し、ファン800人を魅了した。