元「2ちゃんねる」管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(44)が19日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)にリモートでゲスト出演。子どもは親を選ぶことができないという意味で使われ、若い世代で流行するワード「親ガチャ」について語った。

「親ガチャ」は、どんな親や境遇のもとに生まれてくるかは運任せということを、購入方法が抽選式となるカプセルトイ(ガチャ)などに例えたもの。ひろゆき氏は「(親ガチャと)言われないような子どもの育て方をすればいいんだと思う」とした上で、「『親に虐待されてます』と言えない子どももいる。親ガチャっていう緩い言葉ですら禁止されるのであれば、周りにそういうことを言ってはいけないんだと思ってしまう」。言葉の使われ方を否定的にみる向きもあるが、「親ガチャっていう言葉ででも、うちの親が良くないと外部に言える環境がよっぽどましだと思う」と話した。

このワードにネガティブなイメージを持たないという鈴木紗理奈(44)は、「『親ガチャ』ってギャグにすることでたくましさを感じる」。直前にVTRで紹介された若者のコメントを引き合いに「『ブサイクに生まれて親ガチャ失敗』って言うことを全然深刻にとらえてない」と印象を語った。