先月18日の配信ライブ中に倒れ、「硬膜外血腫」と診断されて休養していたアニソン歌手の黒崎真音が15日、休養後初めて公式ブログを更新した。
黒崎は、脳の緊急手術をしたこととともに、「無事です」「生きてます」と報告。配信ライブの記憶が残っていないことや、手術後、目が覚めるまでに2、3日を要し、はっきり意識が戻るのに1週間ほどかかったことなどもつづった。
手術直後は自力歩行できなかったが、現在は手術前に近い体力に戻ったという。入院はもうしばらく続くが、後遺症もなく、「リハビリの先生にも奇跡的と言われました」と回復ぶりを説明。病室から撮影したとみられる晴天の空の写真を掲載し、お見舞いのメッセージを寄せたファンに感謝した。
黒崎の所属事務所は、先月19日に休養を発表。「最短でも2カ月以上の療養期間が必要」として、今月に予定されたミュージカルや舞台を降板した。
黒崎はアニメ「東京レイヴンズ」のオープニングテーマ「X-encounter」などの作品がある。昨年には神田沙也加とユニット「ALICes」を結成している。
▽黒崎のブログ全文
こんばんは
久しぶりのブログ更新です。
皆さんお元気でしょうか?
わたしは、Twitterの方にも書かせていただきましたがライブの生配信中に倒れ、救急搬送、そして脳の緊急手術をしました
無事です
生きてます
急性硬膜外血腫
正直、自分でも何が起こったか、よくわかりませんでした
今はやっと自分の身に起こった事、状態が理解出来るようになってきました
時間かかりましたね
配信ライブの日は、あまり記憶が無く、タクシーで現場まで行ったことは覚えているのですが、リハーサルや本番の記憶がまるで無い
予備電源みたいな感覚を使って歌っていたんだと思います
上手に歌えてなかったですよね
途中で倒れて、見てくださっていた皆さんは本当に驚いたと思います
怖い思いをさせてしまってごめんなさい
あの時、本当はもっといい判断が出来たんじゃないかなぁと、思う日々です
とは言え、ライブ中に倒れた事で、周りのスタッフさんがすぐに対応してくださったのが不幸中の幸いでした
脳の異常だったので、1分、1秒を争う事態だったようで素早く病院へ連れて行ってくださったスタッフさん方にはとても感謝してます
そしてこのコロナ禍の中受け入れて下さった病院の皆さんにも感謝です
運ばれて、ICUにいた時の事はほとんど覚えてなくて、、2、3日後に目が覚めましたが、ちゃんと意識が戻ったのは1週間後位でした
正直何も分からなすぎて、恐怖とかも無かったです
ぼんやりと過ごしていくうちに、iPhoneを触れるようになりLINEやTwitterを見たら色んな方からの心配のメッセージ、リプライ
何でこんなに広まってるの?何で皆知ってるの??と思ったら、ニュースで大きく報道されていました
ビッッックリしました
皆にショッキングな映像を見せてしまったこと
わたしより、周りの人の方がわたしの病気に詳しいという現実、、
出来なくなってしまった、楽しみにしていた仕事の降板のお知らせ
最初は気持ちが付いていけなかったです
いや、今も付いていけてないかな、、
文章がまとまってなくてすみません
これが正直な今のわたしの頭の中なんですよね
少しづつ整理している感じです
とは言え体の方はとても良くなりました
最初は自力で起き上がることも出来ず、歩くことも厳しかったんですが今はもうほとんど手術前と同じ位まで戻った(と思います)
(踊ったりとかはさすがにまだ無理)
(そりゃそう)
普通に歩いてますし、物運んだりもできるし、軽い筋トレなんかも出来たり
とても順調です
後遺症などもなく、リハビリの先生にも奇跡的と言われました
やっぱり、早く手術が出来たおかげみたいです
有難いですね
もう少し入院は続きますが、あと少し頑張ってみます
最後になりますが
皆さん、ご心配、ご迷惑をお掛けしました
そしてたくさんの温かい励ましのメッセージ、本当に本当にありがとうございました
何もかも諦めそうになった時
皆の言葉で目が覚めた
まだファンだって言ってくれて
死ぬほど嬉しかったよ
ではでは
また書きますね