V6がデビュー26周年を迎えた1日、千葉・幕張メッセで全国ツアー千秋楽となるラストライブを開催し、解散した。熱気に包まれたステージで41曲をパフォーマンスし、最後までファンを魅了した。

26年間を詰め込んだ集大成のライブだった。デビュー曲「MUSIC FOR THE PEOPLE」や代表曲「WAになっておどろう」「愛なんだ」、さらに「雨」「Sweet Days」など最新オリジナルアルバム「STEP」収録曲を含む全41曲をパフォーマンスした。

アンコールでは、ファンからのサプライズで、巨大モニターに無数のファンからのメッセージが映し出され、多数のファンの「ありがとう」という音声が次々と流された。コロナ禍で会場のファンは声援を送れない中での、粋な演出だった。普段は人前でめったに泣かない三宅健(42)も「あっぶね~!」と言って、なんとか涙をこらえた。

ラストは「95 groove」を歌った。6人が何度も手を振って、それぞれ「バイバイ!」「ありがとうございました!」と叫びながら、ステージから去った。

終演後、モニターに「僕たちは幸せでした」などと、メンバーからファンへのメッセージが映し出された。会場スタッフから規制退場のアナウンスがあり、観客が徐々に出口に向かっていったが、1階アリーナや2階スタンドのファンは立ったまま拍手を続けた。拍手は終演後、約15分も続いた。【横山慧】

 

坂本昌行「またこの景色を見るために頑張って」コメント全文―>

長野博「みなさんの笑顔も僕たちの心の中にある」コメント全文―>

井ノ原快彦「本当に心の底から皆さんを誇らしく」コメント全文―>

森田剛「僕は間違っていないと思うし幸せでした」コメント全文―>

三宅健「皆さんの、僕たちの心の中に生き続ける」コメント全文―>

岡田准一「誇りを持ってこの26年間を過ごせた」コメント全文―>

TOKIO城島ら36人/ラストライブ来場ジャニーズタレント―>