俳優神尾楓珠(22)が2日、都内で初の主演映画「彼女が好きなものは」(草野翔吾監督、12月3日公開)完成披露上映会に出席した。

小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」が原作で、神尾演じる同性愛者であることを隠している男子高校生と、山田杏奈(20)演じるBL好きであることを隠している女子高生の物語。神尾は「知らない世界の話でもあったので、演じてみて最初は戸惑いもありました。でも誰にも言えない悩みというのは、身近なことに置き換えればみんなが持っている感情だと思って、ゲイという悩みに向き合いました。普通って何だろう? 幸せってなんだろう? って考えながら演じていたので、何か考えてもらえるきっかけになる作品になったらうれしいです」。

山田とは、17年にWOWOWドラマ「アキラとあきら」で初共演し、今年公開の映画「樹海村」に続いて、今回で3回目の共演。山田の印象については「その時は(神尾が芝居を)始めたばかりで何も分からないままで、こんな子いるんだ! って衝撃を受けました。足を引っ張ってばかりだったので、この場を借りて…」と“謝罪”した。

作品にちなみ、「実は好きなもの」を聞かれると「恋バナ」としたためた。「学生時代は大嫌いだったんです。なんでわざわざしゃべるんだろうって。でも大人になって、めちゃくちゃ楽しいじゃん! って(笑い)。聞くだけで幸せになります。変にアドバイスしちゃいますよね」と笑わせた。