松竹マルチプレックスシアターズ(本社・東京都中央区、森口和則社長)は4日、東京・有楽町マリオン9階の丸の内ピカデリー1、2を、26日からリニューアルオープンすると発表した。

ピカデリー1には、音楽ライブ、演劇、スポーツなどを圧倒的な臨場感で堪能できる可動式3面スクリーンを関東で初導入する。1面300インチの可動式スクリーンを3面配置することで、通常のスクリーンでは再現が難しかった映画以外の音楽ライブやミュージカルなどの舞台演劇、サッカーをはじめとするスポーツなど、会場全体を余すことなく映し出すことが可能となり、あたかもライブ会場にいるかのような臨場感を体感できるシアターとなる。

またピカデリー2には、多彩なライブパフォーマンスを目の前で楽しめるライブイベントステージを設置する。ステージは奥行き約3×横幅約15メートルで、最大40名程度の登壇が可能。大人数での舞台あいさつはもちろん、歌やダンスのライブパフォーマンスやe sportsなど多彩なイベント対応できる設備を完備した。19年の「映画 少年たち」では、映画の出演者が観客の目の前で生パフォーマンスを繰り広げる「映画と実演」が話題を集めたが、その画期的な取り組みを生かし、映画を見るだけの空間ではない、常識にとらわれない新たなエンターテインメント体験が出来るシアターが誕生した。

ピカデリー1、2オープニングラインアップは

26日 「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILMRecord of Memorie”」(松竹)

12月3日 「ARIA The BENEDIZIONE」(松竹)

同17日 「マトリックスレザレクションズ」(ワーナーブラザース映画)

同30日「99.9刑事専門弁護士ーTHE MOVIE」(松竹)

そしてオープン特別上映として12月1日に「ハリー・ポッターと賢者の石」劇場公開20周年記念「ハリー・ポッター」シリーズ「ファンタスティック・ビースト」シリーズ一挙特別上映(ワーナーブラザース映画)

が行われる。いずれも通常スクリーンでの上映となる。