フジテレビの榎並大二郎アナウンサー(36)が4日、インスタグラムを更新。子どもの虐待事件が後を絶たない現状を受け、自身の育休中の経験から「もっとずっと深い孤独感に襲われている方も少なくないと思います」とつづった。

榎並アナは「日々ニュースをお伝えしている中でも、痛ましい虐待事件が後を絶ちません。虐待が起きてしまう要因は様々指摘されていますが、その一つに挙げられるのが『孤立』です」と指摘。「自分は育休中、仕事から離れて殆どの時間を家で過ごす中で、社会との距離がスーッと開いてしまったような、漠然とした孤独感を覚えました。期間にしてたかだか2週間余りだったのに、です。長期の育休を取得している方やワンオペ育児を余儀なくされている方、ひとり親世帯の方など、もっとずっと深い孤独感に襲われている方も少なくないと思います」と自身の育休中に感じたことなどを明かした。

その上で「子どもにつらく当たってしまいそうな時、一人で抱え込まない為の『0120-189-783(いちはやく・おなやみを)』という児童相談所への相談専用ダイヤルがあります。そして、“児童虐待かも”と思った時には『189(いちはやく)』という虐待対応ダイヤルがあります」と呼びかけた。

榎並アナは8月に第1子男児が誕生。2週間の育休を取得し、育児に励む様子をつづって話題になっていた。また、8月には新型コロナウイルスの感染拡大により、妊婦が入院できず赤ちゃんが死亡してしまったニュースを伝えた際に号泣し、話題となっていた。