アナウンサーキャリア46年目、70歳の生島ヒロシが6日、「映画音楽コンサート」のナビゲーターデビューをした。76年にTBSに入社して以来、情報番組、バラエティーと、さまざまな番組の司会やパーソナリティーを務めてきたが、映画音楽コンサートのナビゲーターは初体験。

会長を務める生島企画室に所属するバイオリニスト益子侑(35)、その東京音大の同級生でもあったピアニスト小瀧俊治(35)らと共に、東京・稲城市のiプラザホールで行われた「おしゃべり映画館 スクリーン名曲コンサート」に登場した。

生島は軽妙なしゃべりで観客を笑わせ、益子と小瀧が奏でる「ムーンリバー」や「ひまわり」「追憶」「シェルブールの雨傘」「慕情」といった映画音楽の名曲を引き立たせた。

初体験を終えた生島は「(故郷の宮城県)気仙沼でオヤジが働いていた会社が映画館を3軒経営していて、子供の頃から映画をよく見ていました。いろいろ名作・大作を見て来ましたが、印象深いのは『007』シリーズかな。実は昨日、『007』の最新作を見ましたが、迫力満点で、映画館ではいつもは寝ているマネジャーがビックリして起きていました」と笑わせた。

次回の「おしゃべり映画館」は来年1月23日に東京・東久留米市の生涯学習センター「まろにえホール」で開催される。