小栗旬が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(日曜午後9時)第4話が7日、放送され、平均世帯視聴率が15・5%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は15・8%、第2話は15・7%、第3話は15・7%だった。

1973年に刊行された小松左京氏による小説「日本沈没」が原作。翌74年にも同局でドラマ化された。今回は、2023年の東京を舞台に、日本沈没という未曽有の危機が迫る中、小栗演じる野心的な環境省の官僚・天海啓示役らが立ち向かっていく姿が描かれる。

第4話で、大手新聞に「半年以内に関東圏沈没」の記事が出た。里城副総理(石橋蓮司)や長沼官房長官(杉本哲太)がネタ元の特定に躍起になっている中、東山総理(仲村トオル)は椎名(杏)を呼び出し問い詰めるが、椎名は東山が会見をするべきだと伝えた。

その後、天海(小栗旬)とも話した東山は、会見を開くことを決意。そこで、時期や確率は明確にしなかったが、関東沈没の可能性が総理の口から語られたことで、人々は大混乱に陥った。

東山の命により危機対策が日本未来推進会議に委ねられて、常盤(松山ケンイチ)を中心に迅速な対応が進んでいった。

そんな中、ワイドショーで、田所(香川照之)は、関東沈没の現状を赤裸々に話した。それは東山が発表していない情報で、勝手な告発に常盤は怒りを抑えられなかった。一方で毎朝新聞にリークしたのも天海ではないかという疑念がぬぐえずにいた。