NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に主演している上白石萌音(23)が、大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(午後7時30分)に、初参加することが18日、分かった。男女3人組ユニットAwsome City Club、ギタリスト布袋寅泰(59)らも出場する。NHKホールが改修工事のため、東京国際フォーラムを中心に2年ぶりに有観客で開催。19日、出場歌手が発表される。

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上白石は現在放送中のNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では深津絵里、川栄李奈とともに主演。21年のエランドール賞新人賞にも選ばれるなど、女優として確固たる地位を築き上げながら、歌手業も絶好調。満を持しての紅白初登場となる。

ミュージカルで鍛えた歌唱力によって、11年の第7回「東宝シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞してデビュー。実力は折り紙付きで、評価も高い。14年に映画「舞妓はレディ」の劇中の役として“シングルデビュー”し、16年に本格歌手デビューして以降、音楽活動も積極的に行ってきた。今年2月には昭和歌謡をカバーしたアルバム「あの歌」2枚を発表。7月に全国ツアーを開催し、10月発売のシングル「I’ll be there」はTBS系情報番組「王様のブランチ」テーマ曲に起用された。

また、8月放送の同局「ライブ・エール」にも出演して、「上を向いて歩こう」を見事に歌い上げれば、先月26日にはNHK総合「第21回 わが心の大阪メロディー」で司会を務めるなど、同局の番組にも出演してきた。

ドラマで朝の顔を務め、幅広い歌のジャンルに対応できるため、紅白のさまざまな演出面にも、対応できそうだ。