山崎育三郎(35)尾上松也(36)城田優(35)で結成するユニット「IMY」が19日、オリジナル作品第1弾「あいまい劇場其の壱 あくと」(20日初日)の最終通し稽古を東京・EXシアター六本木で行い、意気込みを語った。

15年にミュージカルでの共演を機に意気投合し、名前の頭文字から「IMY」を結成。「自分たちがやりたかったオリジナル作品」の上演にこぎつけ、松也は「企画が形になった。結晶を見ていただくのが楽しみ」と話した。

一方、城田は「不安をいちばん感じているのが私。20年近く演劇をやってきて、群を抜く不安感」と笑わせ「体調が悪くなったが、くだらないと思ってもらいたくて作ったと思ったら、プレッシャーを感じる必要ないなと心が落ち着いた。今はいけそうな気がする」。

また、城田は3人の心臓について、山崎を「強」、松也を「中」、自身を「弱」と紹介。「僕、ノミの心臓なんで。僕のような面倒臭い人間をケアしてくれて感謝」。山崎は「優くんを支えられてよかった」と余裕で語り、松也が爆笑するなど息のあったチームワークをみせた。

「2票入ったらそれに従う」というルールを決めており、けんかはないという。松也は「オリジナルを作ることで、日本以外の方にも見ていただいたり、やりたいと思ってもらったり、日本発のものを作っていきたい」と目標を語っていた。