川口春奈(26)が20日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われた映画「聖地X」(入江悠監督)公開記念舞台あいさつで、劇中で踊った不思議なエクササイズについて、映画を見た母親から「あれ、何なの?」と疑問を呈されたと明かした。

「聖地X」は、超常的な世界観で人気の劇団・イキウメの舞台の映画化作品。川口は、主演の岡田将生(32)が演じた父がのこした別荘のある韓国に渡り悠々自適の引きこもりライフを満喫する小説家志望の輝夫の妹で、薬丸翔(31)演じる夫の滋との結婚生活に愛想を尽かし、兄の家に転がりこむ要を演じた。

エクササイズのシーンは、韓国の別荘の表で行った。川口は撮影を振り返り「あのダンス、何なんですかね?」と笑った。入江悠監督(41)が「今の川口さんのダンスを残したかった。物語と関係なかったのが良いのかな」と笑いながら振り返ると「事前に見た母が『あれ、何なの?』と言われた。(エクササイズが)なくても物語が成立する…結構、長かった。訓練を重ねたのが良かった」と口元に笑みを浮かべた。

劇中では、夫を演じた薬丸に腕を強く握られ、素でムッとした顔をしたと入江監督に“暴露”された。薬丸から「後で怒られた」と突っ込まれると、川口は「薬丸さんにやられたらムカつきますよね…岡田さんにならいいんですけど『やめろよ』と」と言い、笑った。

司会から、パワースポットは? と質問が出ると、回答を1度、パスした末に「薬局」と答えた上で「昨日から発売になってます」と笑みを浮かべた。前日19日からブランドイメージキャラクターヘアケアブランド「いち髪」からコラボレーション商品「15周年限定シャンプー&コンディショナー(川口春奈コラボ)」が発売されている。岡田も、思わず「急に…うまいなぁ」と感嘆の声を漏らした。