小栗旬が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(日曜午後9時)第6話が21日、放送され、平均世帯視聴率が15・8%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は15・8%、第2話は15・7%、第3話は15・7%、第4話は15・5%、第5話は16・9%だった。

1973年に刊行された小松左京氏による小説「日本沈没」が原作。翌74年にも同局でドラマ化された。今回は、2023年の東京を舞台に、日本沈没という未曽有の危機が迫る中、小栗演じる野心的な環境省の官僚・天海啓示役らが立ち向かっていく姿が描かれる。

第6話で、日本未来推進会議に天海(小栗旬)が戻って来た。首都東京の復興に向けて、取り組む決意を誓い合った。国民も日常を取り戻しつつあり、政府でも、復興に向けた議論が進められていた。

その復興計画をめぐり、東山総理(仲村トオル)と里城副総理(石橋蓮司)は再び対立した。関東沈没を経て、東山も里城に立ち向かう覚悟を決めていた。

しかし、東山主導のもと、未来推進会議が進めていた復興計画に突如ストップがかかった。里城が東山の覚悟を上回る奇策を講じてきた。

そんな中、天海は田所博士(香川照之)に呼ばれ、伝えられたのは日本沈没、という事実だった。

1億2000万人の命を救うために、動かなくてはいけなくなった。ただ、里城だけはその事実をいまだに認めていなかった。天海は独断で、国民の命を救うためにできることをやろうとするが、高い壁に阻まれた。