吉高由里子主演のTBS系連続ドラマ「最愛」(金曜午後10時)第7話が26日、放送され、平均世帯視聴率が8・8%(関東地区)だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・9%、第2話は8・9%、第3話は8・6%、第4話は8・0%、第5話は7・9%、第6話は8・1%だった。

殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、15年前のある失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。

第7話で、梨央(吉高由里子)の前に現れたしおり(田中みな実)は、真田グループの不正について追及した。話が見えない梨央はその場を去るが、しおりが自分や優(高橋文哉)のことを昔から知っていたような口ぶりに違和感を抱いていた。

加瀬(井浦新)の尽力によって昭(酒向芳)の死には関与していないことが証明された優は、梨央と一緒に暮らすことになった。さらに、加瀬の言葉で前向きに生きることを考えるようになり、新薬の治験を受ける決意をした。

一方、大輝(松下洸平)と桑田(佐久間由衣)は、15年前の事件の捜査から関係者として浮上したしおりと接触。15年前のある恨みが昭殺害事件につながった可能性があることをつかむが、しおりには事件当夜のアリバイがあった。

さらに、しおりは真田ウェルネスが経営する老人ホームに出入りし、真田グループの不正を執拗(しつよう)に追った。そんな彼女に対し、後藤(及川光博)は再び取材をやめさせようとした。