吉高由里子主演のTBS系連続ドラマ「最愛」(金曜午後10時)第8話が3日放送され、平均世帯視聴率が7・9%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は8・9%、第2話は8・9%、第3話は8・6%、第4話は8・0%、第5話は7・9%、第6話は8・1%、第7話は8・8%だった。

殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、15年前のある失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。

第8話で、しおり(田中みな実)の遺体が発見された。現場の状況から雑居ビルからの転落と考えられたが、昭(酒向芳)殺害事件の参考人となっていたタイミングだったこともあり山尾(津田健次郎)は事件性を疑った。

出社した梨央(吉高由里子)は、秘書の児島(宮下かな子)からしおりと後藤(及川光博)がもめていたようだと聞かされた。しかし、その後藤とは加瀬(井浦新)も前日から連絡が取れず、行方をつかめずにいた。

梨央は、しおりが亡くなる前日、彼女と会っていたことで警察から事情聴取を受けることになった。そんな彼女を、捜査本部を外されて所轄の生活安全課に異動になっていた大輝(松下洸平)が訪ねてきた。大輝の母が送ってくれたという故郷の酒を飲む2人の間には穏やかな時間が流れ、とある約束を交わした。

一方、しおりの周辺を捜査していた桑田(佐久間由衣)は、上司の山尾から、事件に関するネタを大輝からうまく聞き出すようはっぱをかけられてしまった。気が進まない中、大輝のもとを訪ねる桑田は、かつての相棒に捜査の協力を懇願した。